代表取締役
北屋敷 司
プロとして常に先回りしたご提案をするという事。
不動産やリフォームは地域密着業者として、「安心」と「信頼」を理由に選ばれる会社を目指しています!また「そういう会社を探していたの!」と思っていただけた方、ぜひ、我々にお声がけください。お待ちしております!
営業部
初めまして。
ミタカ工房代表取締役の北屋敷司です。
私は、リフォーム工事を単なる生活空間の改善とは考えていません。
リフォームで不便さを解消し、快適な生活を提供するのは当たり前のことです。
それだけではなく、リフォームをきっかけに、これからの人生や暮らし方について考えていただきたい。
家族の大切さやありがたさを再認識して、より一層、家族の絆を深めていただきたい。
そうした家族の深い部分を見つめなおすためのアドバイザーとして、私の経験を一人でも多くの方に伝えていきたいと考えております。 また、リフォームは一人でするものではなく、よい仲間と協力しあってするもので、お客さまのご家族全員、営業、職人のすべてが横に手をつないだチームワークが大切だと考えております。
私がこのように考えるようになったのには、いくつかのきっかけがあります。
少し長くなりますが、お読みいただけたら嬉しいです。
「こんなに運動ができない子とは、遊んではいけません!」
私は子供のころ、運動神経が鈍く、徒競走もマラソン大会も、いつもビリでした。
そして、それを克服しようとも思わず、半ばあきらめていました。
しかし、小学生のとき、ある事が起きました。
ものすごく気合いの入った女の先生が担任になったのです。
先生は、運動会の練習の朝、突然いいました。
「私は男子で運動神経の鈍い子は嫌いです。徒競走でビリになったら許しません!」
さらに先生は、練習が終わると、教室に入ってきて言いました。
「つかさ、お前はなんでそんなに足が遅いの! 先生は情けないです。みんな、男の子のクセにこんなに運動ができない子とは、遊んではいけません!」
教室はシーンと静まりかえったように思います。
私は、さすがに傷つきました。 こみあげてくる涙をグッと抑えていました。 とてもとても淋しかったし、胸が痛かったです。
友だちは、先生の言葉など関係なく変わらず遊んでくれましたが、楽しくはありませんでした。
「足が速くなりたい!」
その一心で、私は野球チームに入りました。練習は休まずに毎日、毎日行きました。
野球が上手くなりたかったわけではありません。ただ、足が速くなりたかったのです。
5年生になり、体育の時間に50メートル走のタイムを計りました。
「北屋敷、ずいぶん速くなったなぁ。7.9秒だ。学年でも5番以内に入ってるぞ」
そのときの気持ちは今でもはっきり覚えています。 「やったぁ」とか「うれしい」とか「ざまぁみろ」とかではありません。
速く走れた自分が不思議でボォーっとしていました。
野球ではキャッチャーで4番をまかされるようになりました。
さらに、チーム発足以来初となる市大会優勝まで成し遂げました。
この時に、私は、あきらめずに努力を続けることの大切さを学びました。
その先生とは、大学を卒業した年、同窓会で再会しました。
思い切って当時のことを話すと、
「先生は、つかさはやればできるとわかっていました。でも、そんなきついこと言ったかしら…」
その言葉を聞いたとき、さすがに少し拍子抜けしました…(苦笑)
でも、もしも、あの先生がいなかったら…
現在の自分はいなかったでしょう。
だから、私は先生に大きな感謝の気持ちがあります。
業界大手の○サワホームに入社するも成績はさっぱり
大学時代には家庭教師のアルバイトをしていました。
あるとき、雇い主である派遣会社の社長から「家庭教師より家庭教師を派遣したり、教材を売る仕事をしてみないか?」といわれ、家庭教師に少し飽きていた私は、その誘いを受けることにしました。
成績は上々で、ちょうどバブル景気の頃というのもあり、1セット25万円の教材が飛ぶように売れました。
このアルバイトで、営業の仕事に興味を持った私は、就職活動がはじまるとハウスメーカーの営業職を希望しました。
何社か面接に行き、最終的に、業界大手の○サワホームに鳴り物入りでの入社を果たしました。
ところが、いざ仕事が始まると、成績はさっぱり。家はまったく売れませんでした。
理由がわからずに自信だけがむしり取られていきました。
朝8時から夜の12時、1時までがむしゃらに働いていました。 それでも、出口はまったく見つかりません。
結局、私は2年と持たずに会社を辞めました。
いま振り返れば、仕事をなめていたし、社会をなめていたのだと思います。
だれのせいでもない、自業自得の失敗だったのです。
ようやくわかった営業成績より大切なもの
会社を辞め、ふさぎこんでいた私を見かねて、父がある会社の社長を紹介してくれました。
私はその社長に自分の気持ちを洗いざらい全部打ち明けました。
社長は私の話を聞き終わると、ゆっくりと話してくれました。
「つかさくんには営業のセンスがあるよ。よーく思い出してごらん。教材を売っていたときと家を売っていたときの違いを。必ず何かあるはずだから。営業はね、自分の人柄を通して、お客さんの問題を解決する仕事だよ」
そのとき、頭のなかでバラバラだったパズルが一つひとつつながっていく気がしました。
社長の話を聞き終えたとき、私は人目もはばからず泣いていました。まったく先の見えなかった人生に勇気とやる気と見通しが見えたような気がしました。
教材を売っていた時は、その子がどんな子供で、今どんな悩みがあるのか、お母さんと一緒になって考えていました。
そして、悩みを理解した後は、プロの目線で、お母さんに見えていないところはどこなのか、どの教材を使えば、その悩みが解決できるのか、アドバイスしていました。
教材の良さを伝えるだけならホームページや、ちらしでもできます。
実際にお客様とお会いして、お客様に見えている部分、見えていない部分を理解し、ひとりひとりの問題に合わせた解決方法をアドバイスする。 それこそが営業マンとしての私が存在する理由でした。
しかし、家を売るようになってからは、自分の営業成績にばかり意識が行ってしまい、家の良さを必死で伝えようとしていました。
お客さんの本当の悩みを見つけるということはしていませんでした。
家は一生に一度の買い物です。そんな大切な家づくりのパートナーとして、私には「お客様の問題を解決する」という姿勢と「お客様の利益を守る」という知識が欠けていたのです。そのことにようやく気付いたのです。
私は、この時の社長の話から、お客さんの事を考えるということの本当の意味を知りました。
1ヵ月後、私はその社長の会社に入れてもらいました。
この会社で過ごした5年間は、毎日が本当に充実した日々でした。
私は水をえた魚のように仕事に没頭しました。
営業成績は担当エリアで倍になり、新規マーケットの開拓や新商品の普及にも、ずいぶん貢献できたと思います。
仲間と一緒だから乗り越えられた1月の突貫工事
30歳の時にミタカ工房を始めて、早いもので、14年が経とうとしています。
独立した後2年間は、塗装職人として現場経験を積みました。
その後は、現場監督から営業まで、一通り経験しています。
それは、スタッフと接する時も、お客さんと接する時も、全体像を知っていることが大切だと考えているためです。
独立後に受けた仕事で、いちばん印象に残っているのは、日光金谷ホテル(日本最古のクラシックホテル)の全面改修工事です。
「日本一のクラシックホテルをリフォームするんだ!」
仕事がとれた喜びよりも、そうした誇りを感じられることがうれしかったです。
雪の降り積もる1月の突貫工事。工期も短く、徹夜つづきでヘトヘトになりながらも、少ない人数で、予定通り仕事を終えました。みんなよくがんばってくれたと思います。
この時の経験から、私は、仕事とは一人でするものではなく、よい仲間と協力しあってするものだと、改めて思うようになりました。
共通の目的をもつ仲間の大切さ。
そこから生み出される結束力。
お客さまのご家族全員、営業、職人のすべてが横に手をつないだチームワーク。
それこそが、理想の関係だと思うのです。
家族の関係を見つめなおすためのアドバイザーでありたい
この業界の中には、ただお客さまの言いなりになってしまう営業マンもたくさんいます。
お客さまの言葉の裏側にある本当に要望を考えようともせず、「お客さんがこういったから」の一言で済ませてしまう・・・
それでは、せっかくのリフォームが、楽しいものではなくなってしまいます。
私は、リフォーム工事を単なる生活空間の改善とは考えていません。
リフォームすることで、安心して住める我が家をつくり、不便さを解消し、快適な生活を提供する。
それはごく当たり前のことであって、それだけでは「心から、やってよかった! と思えるリフォーム工事」にはならない気がしています。
リフォームすることで、ご家族のみなさんでこれからの人生や暮らし方について考えていただきたい。
家族の大切さやありがたさを再認識して、より一層、家族の絆を深めていただくきっかけにしていただきたい。
そうした家族の深い部分を見つめなおすためのアドバイザーとして、私の経験を一人でも多くの方に伝えていきたいと考えております。
リフォーム工事は本来、とても楽しいものです。 家族みんなが笑顔になる、すばらしいものです。
どうか、あきらめたり、業者まかせにしたりせず、積極的にリフォームに取り組み、快適な我が家を手に入れてください。
大変長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
株式会社 ミタカ工房 代表取締役 北屋敷 司
その他にも熱血なスタッフがたくさん!
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代表取締役
営業部
北屋敷 司
プロとして常に先回りしたご提案をするという事。
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